馬小屋掃除は馬の健康管理にも繋がるため、毎日欠かさずきれいにしています。ネーブルパークではこのようにボロを詰めたバケツにフタをして運びます。現在のところボロの運搬は2日に1回のペース。こうしてバケツにフタをしておけば、厩舎に置いておいても見学者にも不快な思いをさせずに済むんです。

軽トラックの荷台に載るバケツの数は11個まで。量が多くて荷台に載せられない時はこのように助手席に載せて行くんです。倒れないようにちゃんとシートベルトもしています(^_^)v

さて、肝心なボロを運ぶ場所ですが、ネーブルパークからクルマで10分程度の古河市内の農家さん宅に置かせてもらっています。もうすでにこんなに沢山積まれていますね。そしてこのボロは何に使うかと言うと、野菜や花を育てるための堆肥(肥料)に生まれ変わります。

ただし、そのままでは堆肥にはならないため、こちらもネーブルパークなどから集められた落ち葉を混ぜ合わせて堆肥にします。どうして混ぜると堆肥になるかはちょっと長くなるため説明しませんが、混ぜ合わせてから堆肥として使えるようになるまで3ヶ月から半年かかるそうです。そしてボロも運んですぐには使いません。しばらく置いておくことで堆肥作りにちょうどいい状態になるそうです。

こちらの写真で左右色が違うのが分かりますか。右がまだ新しいボロ。左は数ヶ月経ったボロです。ちなみに馬のボロの堆肥は野菜や花にとても優しいらしく、こちらで育ったパンジーは花びらが大きくすごくきれいで長持ちするんですよ(^^)

このように馬のボロも大切な肥料に生まれ変わって活躍しています、というとってもエコなお話しでした(^^)
(浜)
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